誰がなんと言おうと、発表会まであと数日だ。
(まだひっぱるか)


シューベルト op142-2。
今回は曲紹介の原稿を自ら用意すべしとのこと(なかなかいい趣向だ)。


そういえば作曲背景とか何も知らなかったなあ、とふらっとネット検索してみると、どうもこの曲はかのバックハウス(よく知らないけれど「かの」をつけるにふさわしい人物であることぐらいは知っている。)が亡くなる直前の最後のコンサートで体調悪化を推してコンサートの締めに弾いた曲らしい。

バックハウスが最期を悟っていたか気になるところではあるが、いずれにしても人生の最期に1曲選ぶとしたら悪くないかも、などと思い至る。曲紹介もその線でサクッとまとめてみる。ここまでは普通。(作曲背景どこいった笑)





しかし、それを知った翌日の夜中に練習していてちょっと驚く。

曲が終わりに近づくにつれて「これが人生最期のピアノか、、」などという妄想がもわもわと膨み、なんなら走馬灯が回り始めるかという勢い。


・・・結果、2回弾いて2回涙目。

そして3回目に思う。





ああ、、この感じ、、前にもあった、、


何かが終わりに近づくような、、


そうそう、、自分はよく知っている、、








ストレスの、、


あふれすぎからくる、、


情緒不安定だ、、、、







これは笑えない。非常にまずい事態。
演奏としてもやってはダメなやつ。


とりあえず本番で走馬灯が回らないように、日光でも浴びよう。






・・・関係あるようで大してないけれど、人生のメリーゴーランド、弾きたい。




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